.\" -*- nroff -*- .\" Copyright 2007 by Theodore Ts'o. All Rights Reserved. .\" This file may be copied under the terms of the GNU Public License. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .TH UUIDD 8 "February 2012" "E2fsprogs version 1.42.1" .SH 名前 uuidd \- UUID 生成デーモン .SH 書式 \fBuuidd\fP [ \fB\-d\fP ] [ \fB\-p\fP \fIpidfile\fP ] [ \fB\-s\fP \fIsocketpath\fP ] [ \fB\-T\fP \fItimeout\fP ] \fBuuidd\fP [ \fB\-r\fP | \fB\-t\fP ] [ \fB\-n\fP \fInumber\fP ] [ \fB\-s\fP \fIsocketpath\fP ] \fBuuidd \-k\fP .SH 説明 \fBuuidd\fP デーモンは、 UUID ライブラリが universally unique identifier (UUID) を生成するために使用される。特に、たくさんのスレッドが異なる CPU で動作している状況で UUID を生成しようとした場合であっても、安全かつ一意性が保証された方法で、時刻ベースの UUID を生成する場合に使用される。 .SH オプション .TP \fB\-d\fP \fBuuidd\fP をデバッグモードで実行する。このオプションが指定された場合、デーモンでの実行はできない。 .TP \fB\-k\fP 現在実行中の uuidd デーモンがあった場合、そのデーモンを終了する。 .TP \fB\-n\fP\fI number\fP 実行中の uuidd に試験用のリクエストを送る際に、 \fInumber\fP 個の UUID をまとめて返すように要求する。 .TP \fB\-p\fP\fI pidfile\fP pid ファイルを書き込むパス名を指定する。デフォルトでは、 pid ファイルは /var/lib/libuuid/uuidd.pid に書き込まれる。 .TP \fB\-s\fP\fI socketpath\fP uuidd が使用する UNIX ドメインソケットのパス名を指定する。デフォルトでは /var/lib/libuuid/request がパス名として使用される。パス名は libuuid ライブラリに埋め込まれているので、このオプションは主にデバッグ用である。 .TP \fB\-r\fP 動作中の uuidd デーモンに接続して、乱数ベースの UUID を返す試験を行う。 .TP \fB\-t\fP 動作中の uuidd デーモンに接続して、時刻ベースの UUID を返す試験を行う。 .TP \fB\-T\fP\fI timeout\fP uuidd のタイムアウトを指定する。タイムアウトが指定されると、 \fItimeout\fP 秒間何も要求がなかった場合、uuidd は終了する。 .SH 作者 \fBuuidd\fP デーモンは Theodore Ts'o が作成した。 .SH 入手方法 \fBuuidd\fP は e2fsprogs パッケージの libuuid の一部であり、 http://e2fsprogs.sourceforge.net から入手できる。 .SH 関連項目 \fBlibuuid\fP(3), \fBuuidgen\fP(1)