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10.4 dircolors: ls のカラー設定

dircolors は、ls (や dir など) でカラー出力をするのに必要な端末設定のためのシェル・コマンドのシーケンスを出力する。 通常、次のような形で使用される。

 
eval "$(dircolors [option]… [file])"

file が指定されていると、dircolors はそれを読み込んで、 どのファイルタイプや拡張子に対してどの色を使うかを決定する。 file が指定されていない場合は、プログラムに埋め込まれているデータベースが使用される。 そうした設定ファイルの書式について詳しいことを知りたかったら、 ‘dircolors --print-database’ を実行してみるとよい。

ファイル ‘~/.dircolors’ が存在していたら、dircolors がそれを読み込むようにするには、以下の行を自分の ‘~/.bashrc’ に書き込めばよい (お気に入りのシェルが bash でないなら、適切に書き直すこと)。

 
d=.dircolors
test -r $d && eval "$(dircolors $d)"

dircolors の出力は、環境変数 LS_COLORS を設定するシェル・コマンドである。どのシェルの文法にするかは、 コマンドラインで指定することができる。指定しない場合は、環境変数 SHELL の値から dircolors が推測する。

このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: 共通オプション.

-b
--sh
--bourne-shell

Bourne シェルのコマンドを出力する。これが、環境変数 SHELL が設定されていて、その値が ‘csh’ や ‘tcsh’ で終わっていないときのデフォルトである。

-c
--csh
--c-shell

C シェルのコマンドを出力する。これは、環境変数 SHELL の値が、 cshtcsh で終わっているときのデフォルトである。

-p
--print-database

(プログラムに埋め込まれている) デフォルトのカラー設定データベースを出力する。 この出力は、それ自体有効な設定ファイルであり、どういう設定が可能かについてかなり詳しく説明している。

終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。


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