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2.5 シグナルの指定

signal の指定には、‘HUP’ のようなシグナル名や ‘1’ のようなシグナル番号、 それに、シグナルによって終了させられるときのプロセスの終了ステータスを使うことができる (訳注: 最後のものは、GNU coreutils の kill コマンドでは使用できるが、 シェルの組み込みコマンドのような、他の系統の kill では使えないかもしれない)。シグナル名は、標準的な形式でも、頭に ‘SIG’ を付けた形式でも構わない。大文字小文字は区別されない。 以下に挙げるシグナル名とシグナル番号は、POSIX の規格に従っているすべてのシステムで使用できる。

HUP

1. ハングアップ (Hangup)。

INT

2. 端末からの割り込みシグナル (Terminal interrupt)。

QUIT

3. 端末からの中止シグナル (Terminal quit)。

ABRT

6. プロセスの中断 (Process abort)。

KILL

9. 強制終了 (Kill) (捕獲することも無視することもできない)。

ALRM

14. アラームクロック (Alarm Clock)。

TERM

15. 終了 (Termination)。

これ以外にもサポートされているシグナル名があるが、それに対応するシグナル番号はシステムによって様々である。 POSIX 1003.1-2001 に準拠しているすべてのシステムでは、以下のシグナルも使用できる。

BUS

メモリオブジェクトの未定義領域へのアクセス。

CHLD

チャイルドプロセスが終了 (terminate)、一時停止 (stop)、または再開 (continue) した。

CONT

実行が停止 (stop) しているならば、再開 (continue) する。

FPE

誤った算術演算。

ILL

不正な命令。

PIPE

読み手のないパイプへの書き出し。

SEGV

無効なメモリ参照。

STOP

実行を一時停止する (stop) (捕獲することも無視することもできない)。

TSTP

端末からの一時停止シグナル。

TTIN

バックグラウンドプロセスが端末から読み込もうとしている。

TTOU

バックグラウンドプロセスが端末へ書き出そうとしている。

URG

高帯域幅のデータがソケットに達している。

USR1

ユーザ定義シグナル 1。

USR2

ユーザ定義シグナル 2。

XSI 拡張に対応している POSIX 1003.1-2001 のシステムでは、以下のシグナルも使用できる。

POLL

ポーリング可能なイベント。

PROF

プロファイリング・タイマーがタイムアウトした。

SYS

不正なシステムコール。

TRAP

Trace/breakpoint トラップ。

VTALRM

バーチャル・タイマーがタイムアウトした。

XCPU

CPU 時間の上限を超過した。

XFSZ

ファイルサイズの上限を超過した。

XRT 拡張に対応している POSIX 1003.1-2001 のシステムでは、上記以外にも、 少なくとも 8 個のリアルタイム・シグナルが使用できる。すなわち、‘RTMIN’, ‘RTMIN+1’, …, ‘RTMAX-1’, ‘RTMAX’ などだ。


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