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18.3 pathchk: ファイル名の有効性や可搬性を検査する

pathchk は、ファイル名が有効かどうか、可搬性があるかどうかを検査する。

書式:

 
pathchk [option]… name

pathchk は各 name に対して、以下の条件のどれかが真ならば、 エラーメッセージを出す。

  1. name 中の実在するディレクトリの一つが、検索 (実行) 許可を持っていない。
  2. name の長さが、オペレーティング・システムによってサポートされている最大長を越えている。
  3. name の構成要素の一つの長さが、 それが存在することになるファイルシステムによってサポートされている最大長を越えている。

実在しないファイル名を指定しても、エラーにはならない。 その名前のファイルが、上記の条件内で作成可能であればよい。

このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: 共通オプション. オプションはオペランドの前に置かなければならない。

-p

実際に使用しているファイルシステムに基づいて検査を行うのではなく、 以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを出す。

  1. ファイル名が空である。
  2. ファイル名に、どのシステムでもファイル名に使用できる文字として POSIX が規定している文字セット以外の文字が含まれている。 すなわち、ASCII 英数字、‘.’、‘_’、‘-’、‘/’ 以外の文字が使用されている。
  3. ファイル名の長さや、その構成要素の一つの長さが、 POSIX の規格で可搬性のために最小限サポートしなければならないとされている長さを越えている。
-P

ファイル名が空だったり、‘-’ で始まる構成要素を含んでいたりすると、エラーメッセージを出す。

--portability

ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなければ、エラーメッセージを出す。 このオプションは、‘-p -P’ と同じことである。

終了ステータス:

 
0: 指定されたすべてのファイル名が検査のすべてにパスした場合。
1: それ以外。

This document was generated on August 15, 2017 using texi2html 1.82.