FILESYSTEMS

Section: Linux Programmer's Manual (5)
Updated: 2014-01-15
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名前

filesystems - Linux のファイルシステム種別: minix, ext, ext2, ext3, ext4, Reiserfs, XFS, JFS, xia, msdos, umsdos, vfat, ntfs, proc, nfs, iso9660, hpfs, sysv, smb, ncpfs  

説明

proc ファイルシステムが慣習どおりに /proc にマウントされている場合、 現在のカーネルがどのファイルシステムをサポートしているか 知るためにはファイル /proc/filesystems を見ればよい。 詳細は proc(5) 参照。 必要なファイルシステムが現在のカーネルにサポートされて いない場合、適切なモジュールを組み込むか、それもだめならば カーネルを再コンパイルすること。

ファイルシステムを使うためには、 マウント する必要がある。 mount(8) を参照のこと。

以下は利用可能なファイルシステムのうち、いくつかの簡単な説明である。

minix
Minix オペレーティングシステムのファイルシステム。 Linux で動いた最初のファイルシステムでもある。これには多くの欠点がある。 パーティションのサイズが最大 64MB であること、短いファイル名しか使えない、タイムスタンプが一つだけである、などなど。 フロッピーや RAM ディスクに便利なのでまだ残っている。
ext
minix ファイルシステムの手の込んだ拡張である。これは第二拡張ファイルシステム (second extended filesystem : ext2) に完全にとって代わられ、カーネル 2.1.21 で取り除かれた。
ext2
Linux の高性能なファイルシステムである。これは固定ディスクだけではなく リムーバブルディスクにもよく使われる。 拡張ファイルシステム (ext) の発展として第二拡張ファイルシステム (ext2) が設計された。この ext2 は Linux のファイルシステムの中で (スピードおよび CPU の使用量の面で) 最も よいパフォーマンスを発揮する。
ext3
ext2 ファイルシステムにジャーナル機能をつけたものである。 ext2 と ext3 は簡単に行きつ戻りつできる。
ext4
ext3 の改良版であり、性能と信頼性のかなりの改善と、ボリューム、ファイル、 ディレクトリのサイズの上限の大幅な拡張が行われている。
Reiserfs
Hans Reiser によって設計されたジャーナリングファイルシステムである。 カーネル 2.4.1 で Linux に統合された。
XFS
SGI により開発されたジャーナリングファイルシステムである。 カーネル 2.4.20 で Linux に統合された。
JFS
IBM により開発されたジャーナリングファイルシステムである。 カーネル 2.4.24 で Linux に統合された。
xiafs
は Minix ファイルシステムの拡張で、より安定し安全なファイルシステムとして 設計、実装された。これは、いらない複雑さは避けつつ必要な基本的機能を 備えている。 xia ファイルシステムは、もはや開発もメンテナンスも行われていない。 カーネル 2.1.21 で取り除かれた。
msdos
は DOS や Windows、いくらかの OS/2 コンピュータが使っているファイル システムである。 この msdos ファイルシステムでは「8 文字の名前+ピリオド+3 文字の拡張子」より 長いファイル名はつけることができない。
umsdos
は DOS ファイルシステムを拡張した Linux のファイルシステムである。 これは DOS ファイルシステムのもとで、長いファイル名や UID/GID、POSIX 形式の パーミッション、(デバイスファイルや名前付きパイプなどの) 特殊ファイルを 使えるようにしたものである。DOS との互換性がある。
vfat
は Microsoft Windows95 と Windows NT が使う DOS ファイルシステムの拡張である。 長いファイル名が使えるようになっている。
ntfs
Microsoft Windows の FAT ファイルシステム (VFAT, FAT32) を置き換えるものである。 信頼性、性能、容量効率の向上に加えて、ACL、ジャーナリング、暗号化などの機能が 追加されている。
proc
はカーネルデータ構造へのインターフェイスとなる疑似ファイルシステムである。 これは /dev/kmem を読んで解釈することの代わりとして使うことができる。 このファイルシステムのファイルはディスクスペースを使用しない。 proc(5) を参照のこと。
iso9660
は ISO 9660 標準に沿った CD-ROM のファイルシステムである。
High Sierra
Linux はハイシェラ (High Sierra) をサポートしている。これは ISO 9660 標準が 決まるより前に使われていた CD-ROM ファイルシステムである。Linux の iso9660 ファイルシステムサポートがハイシェラファイルシステムを自動で 認識することができる。
Rock Ridge
Linux はロックリッジ (Rock Ridge) 変換プロトコルで規定された システム使用 共有プロトコルもサポートしている。これは UNIX ホ ストのファイルを iso9660 ファイルシステムでより詳しく記述するために使用され、長いファイル名や UID/GID、 POSIX 形式のパーミッション、デバイスファイル などの情報を提供する。Linux の iso9660 ファイルシステムサポートがロックリッジファイルシステムを自動で 認識することができる。
hpfs
は OS/2 で使われる高性能ファイルシステム(High Performance Filesystem)である。 このファイルシステムはドキュメントが入手できないため、 Linux では読み込み専用 (Read-only) でしか使用できない。
sysv
は SystemV/Coherent ファイルシステムの Linux での実装である。 Xenix, SystemV/386, Coherent 各ファイルシステムを使うことができる。
nfs
はネットワークファイルシステムである。 離れたコンピュータのディスクを使うことができる。
smb
は SMB プロトコルをサポートしたネットワークファイルシステムである。 Windows for Workgroups, Windows NT, Lan Manager が使っている。

smb ファイルシステムを使うためには ksmbfs パッケージに含まれる 特殊なマウントプログラムが必要である。 ksmbfs は にある。

ncpfs
は NCP プロトコルをサポートしたファイルシステムである。Novell NetWare が 使っている。

ncpfs を使うためには にある特殊なプログラムが必要である。

 

関連項目

proc(5), fsck(8), mkfs(8), mount(8)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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Time: 15:33:23 GMT, March 14, 2017