GETMNTENT

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2015-01-22
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名前

getmntent, setmntent, addmntent, endmntent, hasmntopt, getmntent_r - ファイルシステム記述ファイルのエントリーを取得する  

書式

#include <stdio.h>
#include <mntent.h>

FILE *setmntent(const char *filename, const char *type);

struct mntent *getmntent(FILE *stream);

int addmntent(FILE *stream, const struct mntent *mnt);

int endmntent(FILE *streamp);

char *hasmntopt(const struct mntent *mnt, const char *opt);

/* GNU による拡張 */
#include <mntent.h>

struct mntent *getmntent_r(FILE *streamp, struct mntent *mntbuf,
                           char *buf, int buflen);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

getmntent_r(): _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE  

説明

これらのルーチンは、ファイルシステムを記述したファイル /etc/fstab と、マウントされているファイルシステムを記述したファイル /etc/mtab にアクセスするために用いられる。

setmntent() 関数は、ファイルシステムの記述ファイル filename をオープンして、 そのファイルポインターを返す。このファイルポインターは getmntent() によって用いられる。引き数 type は要求するアクセス形式で、 fopen(3) の mode 引き数と同じ値を取ることができる。

getmntent() 関数は stream からファイルシステムの記述ファイルの次の行を読み込み、 読み込んだ行をフィールドに分割した内容を収めた構造体へのポインターを返す。 ポインターはメモリーの静的な領域を指しており、この領域は getmntent() を次に呼び出したときに上書きされてしまう。

addmntent() 関数は mntent 構造体 mnt の内容を、オープンされている stream の最後に追加する。

endmntent() 関数はファイルシステムの記述ファイルに関連付けられている stream を閉じる。

hasmntopt() 関数は mntent 構造体 mntmnt_opts フィールド (下記 参照) をスキャンし、 opt に一致する部分文字列があるかを調べる。 有効なマウントオプションについては <mntent.h>mount(8) を参照のこと。

リエントラントな関数 getmntent_r() は getmntent() と同じだが、 ユーザーが用意した *mntbufstruct mount を格納し、その構造体の各エントリーが指し示す文字列を ユーザーが用意した大きさ buflen の配列 buf に書き込む。

mntent 構造体は <mntent.h> で以下のように定義されている。

struct mntent {
    char *mnt_fsname;   /* name of mounted file system */
    char *mnt_dir;      /* file system path prefix */
    char *mnt_type;     /* mount type (see mntent.h) */
    char *mnt_opts;     /* mount options (see mntent.h) */
    int   mnt_freq;     /* dump frequency in days */
    int   mnt_passno;   /* pass number on parallel fsck */
};

mtab や fstab ファイルでは、各フィールドは空白で区切られているので、 スペース、タブ、改行、バックスラッシュの 4文字をこれらのファイルで 使いたい場合で、かつ mntent 構造体の 4つの文字列メンバーのいずれかに対応するフィールド内で 使いたい場合には、8進のエスケープ表記を使って表現する: スペース (\040), タブ (\011), 改行 (\012), バックスラッシュ (\134)。 addmntent() と getmntent() は、文字列表現から エスケープ表現への変換、およびその逆を行う。  

返り値

getmntent() と getmntent_r() は mntent 構造体へのポインターを返す。 失敗した場合は NULL を返す。

addmntent() 関数は成功したら 0 を返し、失敗したら 1 を返す。

endmntent() 関数はつねに 1 を返す。

hasmntopt() 関数は、マッチした場合は部分文字列へのアドレスを返し、 マッチしなければ NULL を返す。  

ファイル

/etc/fstab          ファイルシステム記述ファイル
/etc/mtab           マウントされたファイルシステムの記述ファイル
 

準拠

リエントラントでない関数は SunOS 4.1.3 由来のものである。 getmntent_r() 関数は HPUX 10 で導入されたが、このバージョンでは int を返す。 上記に示したプロトタイプは glibc 独自のものである。  

注意

System V にも getmntent() 関数はあるが、 呼び出し手順が異なり、返される構造体も異なる。 System V では /etc/mnttab が用いられる。 4.4BSD と Digital UNIX には getmntinfo() があるが、 システムコール getfsstat() のラッパー関数である。  

関連項目

fopen(3), fstab(5), mount(8)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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Time: 03:33:23 GMT, March 14, 2018