名前

ps2epsi - 適正な Encapsulated PostScript を生成する

書式

ps2epsi infile.ps [ outfile.epsi ] (Unix)
ps2epsi infile.ps [ outfile.epi ] (DOS)

説明

ps2epsigs(1) を利用して PostScript(tm) ファイルを処理し、 Adobe の Encapsulated PostScript Interchange (EPSI) フォーマットに準拠した新たなファイルを生成します。 EPSI はカプセル化 (encapsulated) された PostScript (EPS) の特殊な形式であり、 ファイルの先頭に、 PostScript コメントの形で、 ビットマップ化した最終出力ページを加えられたものです。 EPSI を扱うプログラム (ワードプロセッサーや DTP プログラム) は、 そのビットマップを使って、 画面上に PostScript のプレビュー表示を行います。 表示品質はあまり良いものではありません (つまり、 低解像度や白黒表示など)。 もっとも、 最終的に印刷されるものは、 本当の PostScript であるので、 通常どおりの PostScript 品質を持ちます。

使用法

Unix システムでは、 ps2epsi を以下のようにして実行します。


ps2epsi infile.ps [ outfile.epsi ]

ここで "infile.ps" は入力ファイルであり、 "outfile.epsi" は出力結果となる EPSI ファイルです。 出力ファイル名が省略された場合、 入力ファイル名から出力ファイル名が決まります。 標準的な拡張子 (".ps", ".cps", ".eps", ".epsf") が用いられた場合、 出力ファイルの拡張子は ".epsi" に置き換えられます。 一方、 DOS システムの場合のコマンドは以下のとおりです。


ps2epsi infile.ps outfile.epi

ここで "infile.ps" は、 元々の PostScript ファイルであり、 "outfile.epi" は出力ファイル名です。

制限

PostScript ファイルは、 すべてがカプセル化を正常に行えるわけではありません。 カプセル化ファイルに含めることができる PostScript 構文には、 制約があるためです。 ps2epsi はカプセル化処理にあたって、 多少の追加処理を行っています。 その際には、 カプセル化した PostScript ファイルに必要となるバウンディングボックスを自動計算しています。 したがってほとんどの場合、 かなり良い結果が得られます。 しかしカプセル化がうまく動作しないことがあります。 それは元々の PostScript ファイルの内容に原因があるためです。

互換性

Framemaker DTP システムは、 EPSI ファイルを取り扱うことのできるアプリケーションです。 そして ps2epsi は、 Sun ワークステーション上の Framemaker 3.0 を使って、 数々のソースからなる PostScript 図を大量にテストしています。 別のプラットフォーム上における Framemaker でも、 同じファイルを取り扱うことができるはずですが、 テストすることができていないため、 テスト実施はしていません。

ファイル

ps2epsi Unix シェルスクリプト。
ps2epsi.bat DOS バッチファイル。
ps2epsi.ps 処理を実現する Ghostscript プログラム。

関連項目

gs (1)

バージョン

このドキュメントは、 最終的に Ghostscript 9.56.1 向けに改訂されました。 ただし内容が古く、 ps2epsi.txt と整合がとれていないものがあります。

著者

George Cameron