sdiff - 横並び形式によるファイル差異のマージ
sdiff [OPTION]... FILE1 FILE2
FILE1 と FILE2 の違いを、 横並び形式で表示してマージします。
ロングオプションにおいて必須の引数であるものは、 ショートオプションにおいても必須です。
対話的に処理を行い、処理結果を FILE に出力します。
英字の大文字小文字は同じとして扱います。
タブ展開による違いを無視します。
行末のホワイトスペースは無視します。
ホワイトスペース数の違いを無視します。
ホワイトスペースをすべて無視します。
空行だけの違いは無視します。
RE に一致する行は、 違いがないものとして無視します。
入力における文末のキャリッジリターンを取り除きます。
ファイルはすべてテキストファイルとして扱います。
NUM カラム以内で出力します (デフォルトは 130)。
2 段組出力において共通する行は左側のみ表示します。
共通する行は表示しません。
出力にあたってタブ文字を空白文字に展開します。
タブ位置を NUM カラムごとに設定します (デフォルトは 8)。
できるだけ小さな差分を見つけるようにします。
大きなファイルであって、小さな違いがたくさん含まれると想定して処理します。
ファイル比較に PROGRAM を使います。
ヘルプを表示して終了します。
バージョン情報を出力して終了します。
FILE が '-' である場合、 標準入力から読み込みます。 終了ステータスは、 入力ファイルの内容が同じであれば 0、 異なっていれば 1、 何か問題が発生すれば 2 です。
Thomas Lord
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cmp(1), diff(1), diff3(1)
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info sdiff
を実行して完全なマニュアルを参照できます。